トラックメイカーに悩みはつきものだと筆者は考えている。
その中でも仕事との両立問題は、明らかに重たい悩みの一つだと言えるだろう。
僕のような超絶中途半端なトラックメイカーには両立の問題など考える必要はない、と言えなくもないが
こんな感情を経験したことはないだろうか?
「トラックを今すぐ作りたいのに、オレはなぜ会社に向かって歩いているんだ!くそっ!!」
という感情である。
何故このような感情が生まれるのだろう?
別に筆者やあなたの仕事自体が悪いとは限らない。
この問題の原因としては、トラックメイキングが時には気持ちを高めてくれ、時にはやりがいを感じさせてくれる。
つまりトラックメイキングが、とてつもなく素晴らしい存在であるのに比べて、一般の仕事がその比較により、あまりにもつまらなくなってしまうことにある。
この特性を踏まえて、そんな時にどのように気持ちを整理して行けば良いのかについて、ここで書いていこう。
人生において実は大切なこと
※このテーマは“人生の意義は人それぞれ”という前提がある上での筆者の主張として読んでほしい。
人生で大切なことは
「幸せであること」
これに尽きる。
これに対し本記事における悩みを簡単に言えば、
トラックメイキングをしている時は幸せだが、仕事をしている時は不幸せ
といったところだろう。
なるほどこれはハードな悩みである。
トラックメイカーの深刻な悩みの一つであることは、間違いないだろう。
しかし、これに対する答えを筆者は編み出してしまった。
早速紹介しよう。
仕事は暇つぶしだと思え
仕事自体がただの暇つぶしであるという考えがあるが、筆者もそう思うようにしている。
冷静に考えてみてほしい。
何の意味があってやっているのか、意味を無理矢理作り出しているだけではないのか、と思わざるを得ない仕事が大半ではないだろうか。
かといって、何もやらないと人間はおかしくなってしまう。
暇というのは人間にとっては毒で、寿命を短くすることもあるらしい。
だから、そうならないために仕事をしているのだ、と。
このように考えると不思議なことに、
仕事が楽になることもあるのだ。
さらに効果的な方法がある。
仕事に成長の機会をみつける
実は暇つぶしに過ぎないと言ったばかりだが、仕事の中には自分の成長に繋がるものもたくさんある。
自分の経験を思い出して見てほしいが、
別に仕事の中身がつまらなくても、同僚や上司の考え方、生き様及び所作等を学ぶことはなかっただろうか。
これについては、家で引きこもってトラックメイキングだけをやっていただけでは、おそらく学ぶことはできないだろう。
一言でいうと、仕事を通じた社会生活を続けることで、人間としての成長が期待できるということなのだ。
それがトラックに良い影響を与えるかもしれない。
無駄なことはひとつもない
以上のように自分にとって苦痛な仕事といえど、なんらかの役に立つ要素は隠れている。
同僚との良い人間関係なんかも、その一つだろう。
ストレスの発散にもなる。
結論
生活のために働く必要があるのなら、その時間も無駄にせず、トラックメイクの糧にすればいいのだ。