脱出せよ!トラックメイク、作曲で何も思い浮かばない時やスランプ時の脱出法3選

みなさんこんにちは。

みなさんはヒップホップトラック作ってますか?

私はほぼ毎日トラックメイキングに関わっています。

ところで、みなさんも経験あると思うんですが、ヒップホップトラックを長く作っていると、「どんな曲にしたらいいかな」とか、「全く曲のアイデアが浮かばない」なんてことってありますよね?

それで、せっかくやる気出して機材に向かったのに、結局トラックがまったく作れずにトラックメイキングタイムが終了してしまうこと、ないですか?

これってスランプ?みたいな状態ですね。

スーパーハイセンスなトラックメイカーはそんな経験ないのかもしれませんが、平凡なセンスを持つ私のような趣味トラックメイカーにとって、トラックメイキングはそもそも難しい行為ですから、そういう状態になること、結構あるんです。

そんな私のような悩めるトラックメイカーの方々に向けて、自慢ではありませんが、独学トラックメイキング生活約20年の私が、どのようにしてスランプ的な状態を乗り越え、やる気を失わずヒップホップトラックを制作してきたのか、今日はそういうお話をします。

スランプ脱出法①

どんな曲を作るのかテーマを明確にすること。

たとえば大雑把に、楽しい曲なのか、悲しい曲なのか、勢いある曲なのか、はたまたパーティソングなのか決めてから曲を考えるということですね。

これって皆さん当たり前にやってることですかね?

いやいや、私のような趣味トラックメイカーにはそもそも依頼とかテーマとかないですから、何も考えずにトラックメイキングをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

出来上がってからタイトルを後付けする、みたいな。

悲しいことに、趣味トラックメイカーにとっては、納期とか誰かからの依頼とか、あまりないでしょうから、なんとなくトラックメイキングを始めているケースが多いのではないでしょうか?

実は私がそういった感じでひたすら何も考えずにトラックを20年近く作り続けてきたのですが、たまにどんな曲を作ったらいいのかすら思い浮かばない。

そもそもなんで曲を作ろうとしているのかもわからなくなる(笑)

どんなメロディをつけたらいいのか思い浮かばない。なんて時がよくあるんですよね。

音を鳴らしても全くピンとこなかったりして、形にならずその日はやめてしまうとか。

でも、そんなスランプ時に、自分でどんな曲を作るかについて、先にテーマを考えることが有効だと、私は最近気が付きました。

トラックの最終形を考えることで、どんな音色が必要なのか等何となく考えることができるのです。

そうすれば、その日のトラックメイキングの一歩を簡単に踏み出せるというわけです。

上記のようにテーマを事前に考えることは、一般的には当たり前のことかもしれませんが、私は20年くらいテーマすら何もないところからメロディ等を絞り出してトラックメイキングをしてきたので、トラックを作る前からのテーマ設定というのは目からウロコだったのです。

過去の私と同じような製作スタイルの方は是非、テーマを決めてからトラックメイキングに取り掛かってみてください。

案外スムーズにできるかもしれません。

スランプ脱出法②

テーマを明確にしたら、自分のイメージに合う曲を探し、雰囲気を決める。

テーマをはっきりさせた後は、そのテーマからあなたが考える曲の雰囲気はどんなものか考えます。

一番手っ取り早いのは他の人が作った既存の曲の中から、その時の自分のイメージに近い曲を探すのがいいです。ヒップホップでもポップスでもなんでもオーケーです。

そうして、雰囲気を決めてしまえば、あとはあなたなりの作曲方法でその雰囲気を目指せば、テーマに近い曲が出来上がるでしょう。

雰囲気の参考にできるものとしては、近い音色を選んだりコード進行を合わせたりするのが手っ取り早いと思います。

自分のイメージに近い曲のコード進行を参考にする事で、かなり狙いどおりの雰囲気を得ることができます。

スランプ脱出法③

マインド的な話になりますが、感動できる映画や風景をインプットする!

これはマジで効果あります。

トラックメイカーは感動した時、ヒップホップトラックを作りたくなるものだと私は思いますが、要するに映画でも綺麗な景色でもなんでもいいので、感動するものからクリエイティブなエナジーを、取り込むというわけです。

みな人それぞれでしょうが、何故クリエイティブな活動、私たちにとってのトラックメイキングをしたいと思ってしまうのか?

その原点はなんなのかを考えてみてください。

多くの人のそれは「感動する心」なのだと思います。

原点を見つめなおす事でスランプ的な状態からの脱出のきっかけになるのです!

まとめ

以上、よりヒップホップトラックメイキングをスムーズに進めるための方法、つまりはスランプ脱出法をお伝えさせていただきました。

悲しいことに趣味トラックメイキングは聴いてくれる人がほとんどいませんから、モチベーションを維持するのがなかなか大変で、そんな中でせっかくトラックメイキングしようと取り掛かっても、スランプにより全くアイデアが浮かばないという状況は、正に地獄の苦しみですよね。

自分は才能がないんじゃないかとか思った日には、引退の二文字が浮かぶことも…

そして引退しても誰も悲しまない。悲しいのは自分だけという意味不明な結果となってしまいます。

なので、そんな時には是非、上記3つのスランプ脱出法を試してみてください。

少しはあなたのトラックメイキングのお役に立つかもしれません。

本記事はこれにて失礼します!では、良いトラックメイキング生活をお送りください。