こんにちは。
久しぶりにワクワクする映画をアマゾンプライムで観たので、ご紹介させていただきます。
今回は、映画『ALL EYEZ ON ME』です。
どんな映画??
NYのスラムで生まれ育った2PAC。ブラック・パンサー党員の母に連れられ、住まいを転々とし、17歳の時カリフォルニアに移り住む。その頃、母親はドラッグ中毒で家庭は酷い有様と化していた。そんな彼はラッパーとなる夢を追い続け、2PACの名でソロデビューを果たし、着々とその名を上げていく。 だがある日、レコーディング・スタジオで強盗に襲われ、被弾。一命を取り留めたが、この事件を仕組んだのは、東海岸のBad Boyレコードに所属するショーン“パフィ”コムズとノトーリアスB.I.G.だと思い込む。西海岸のDeath Rowレコードに所属する2PACは事あるごとに彼らを非難し、ヒップホップ界史上最悪の東西抗争が幕を開けてしまう。そして遂に、2PACはラスベガスで2度目の銃弾を浴びる・・・。
アマゾンプライムの映画あらすじより引用
ってわけで、2PACの生い立ち映画にしたものです。
この映画から得たもの
私もかれこれ20年近くトラックメイキングをしておりますから、ただひたすら趣味で遊んでいるというだけではなく、
「好きなことで稼いで生きていけたら最高だろうなぁ」
要するにプロになりたいという気持ちも少しはあるわけです。いや、すごくあるわけです。
それで、そんな気持ちが心の奥底にある状況で、このようなヒップホップ映画を観ると何が起こるかですが、映画の世界と自分を重ね合わせていくという心理現象が起こります。
つまり、自分がプロになったら(この映画だと2PACに重ね合わせる)という視点で映画を観ていったわけですが、、、
めちゃくちゃ怖えぇ。。。プロ怖えぇ。。。
という感情が生まれ、
さて、自分は命をかけてまでやれれるのか?と自問自答したり
いや、そもそもそれ以前に実力がないぞ。という考えが巡ったり
こんな感じで、改めて自分の夢を見直すこととなったのです。
つまり、
「自分はトラックメイキングに命をかけることができるのか?」という問い
そしてそれに対して、
そこまではちょっと無理だ、、、とにかく、命は大切だよね。
というような結論に達しました。
この映画から得たものはこのような思考体験でした。
この映画の見所(独断と偏見)
とまあ私の思考経験は置いておいて、ここから、真面目にこの映画の良いと思ったところを書かせていただきます。
まず、当時のヒップホップトラックってかっこいい!ということに、改めて気がつくことができたところです。
特に、映画序盤で登場するDigital Undergroundの「The Humpty Dance」のライブシーンにおけるトラックの存在感はヤバイと思いました。(ベースラインがかっこよすぎるのでぜひ観てみてください)
ちなみに調べてみると、この曲のベースラインはラッパーでプロデューサーのショック・Gが自分で弾いているとのこと。ヤバイです。
映画としての面白さ(独断と偏見)
映画を観た方の評価(yahoo映画で3.57点(記事投稿日現在))はとても的を得ていると思いますし、レビューも参考になると思いますが、私というただのヒップホップ好きからすれば、基本的にヒップホップ映画であればなんでも面白くてワクワクするという状況なので、結論としてはみなさんに問題なくオススメできます。
恐怖から自分の思いを見直すいい機会になるし(笑)夢を持つトラックメイカーに観てほしい映画といえます。
それでは良いトラックメイキング生活をお送りください!
“全米だけじゃなく私も泣いた?ヒップホップトラックメイカーが観たいオススメ映画3” への1件のフィードバック