早速ですが、トラックメイクにおいては、音楽のインプットが大切だと言われています。
昔は音楽をインプットするためにCDを購入するなどしていたわけですが、今は音楽の「サブスクリプションサービス」というものがあります。
サブスクリプションとは
利用者はモノを買い取るのではなく、モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式。
ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/サブスクリプション方式)
というものです。
音楽のサブスクリプションというのは簡単に言うと
“定額で音楽が聴き放題”
というトラックメイカーにとっては喉から手が出るほど欲しい、ヤバいサービスなんですね。
一緒にこの定額サービスを使って音楽をどんどん聴き倒し、トラックメイク能力の向上に努めましょう!
ただし、一度足を踏み入れたが最後、もうサブスクリプションサービスなしでは生きられなくなる可能性がありますので、覚悟のない方はこの記事を読んでサブスクリプションサービスに登録しないようにしてください。
というわけで今回はわたしが試して最終的に選んだた音楽サブスクリプションサービスについて、ご紹介します。
紹介するのは
- Amazon music unlimited
- LINE music
- Spotify
- Apple Music
となります。
はっきり言って金額や曲数はほとんど変わらないので、ここでは「トラックメイカーがインプットする時に使いやすいか否か」という観点でご紹介します。
Amazon music unlimited
- 月額は780円
- 6500万曲以上が聴き放題
わたしが最初に体験したサブスクリプションサービスです。
アプリケーションも非常に使いやすかったです。
色々な音楽を聴くという点では申し分ないサービスで個人的には好きです。
では、“ヒップホップを聴く”という点ではいかがでしょうか。
ホーム画面に表示されるのはこんな感じです。
- 今週のピックアップ
- 新着
- 人気ランキング
- おすすめプレイリスト
- おすすめアルバム
- お客様におすすめの楽曲
それで肝心な検索機能についてです。上記画像の下にある「見つける」という部分をクリックすると
- ラジオ
- プレイリスト
- 人気ランキング
- ニューリリース
という項目から選ぶことができます。
例えば「人気ランキング」で「ヒップホップ」を調べると
Def Techの「My Way」が第1位、第3位にRIP SLYMEの「楽園ベイベー」というラインナップが出てきます。
…
「いい曲だけど流石に情報古いだろう…」
気を取り直してプレイリストを検索しました。
この時点でプレイリストは9種類しかありませんでした。
「Amazon musicでヒップホップは聞かれていないのだろう」と思ったわたし。
このように、ヒップホップを大量にインプットするには“検索しづらい”ということがわかるかと思います。
もちろんアーティストを直接入力するなどすれば聴きたい曲は出てきます。
しかし、トラックメイク能力を高めるためのインプットとしては、自分の知らない曲もたくさん聴きたいところです。
そういう意味ではAmazon music unlimited はちょっと物足りないのかもしれません。
LINEミュージック
- 無制限なら月額960円
- 約5900万曲が聴ける
こちらもAmazon music unlimitedとあまり変わらない使用感でした。
また、ヒップホップの検索に限って言えば、
ランキングで出てくる曲が古いので、最新の人気状況を把握するのが難しいように思います。
もちろん最新曲を聴くことができる「洋楽R &B/HIP HOP最新100+」
というプレイリストもありますが、R &BとHIP HOPが一色単になっているというのは、自分にとってはなんか気になります。
「一緒にするな!」と。
そのほか、プレイリストの数は豊富ですが、
トラックメイカーがインプットするためのプレイリストというよりは、一般リスナーがシチュエーション別に選べるようなものが多いです。(例えばランニングヒップホップとか(逆に興味がそそられる!))
Spotify
- 月額980円
- 5,000万曲以上
自分の好みに対応しているであろう「あなただけのプレイリスト」、「最先端のダンス・ミュージック」及び「チャート」等の各種プレイリストやジャンルごとの検索機能等、一通りのものはあるのでしょうが、なんとも使いづらいです。
なんだかよくわからないけど、聞きたい曲にアクセスできる気がしない。
そんな印象のまま3ヶ月間試していました。
Apple Music
- 月額980円
- 6,000万曲
自分にとってですが、使いやすさは一番だと思いました。
そして、ヒップホップのインプットに関して一言で言うと“最高の使いやすさ”です。
- ジャンルで検索してニューリリースをチェック可能
- 最新のヒップホップヒッツをカバーするラジオが聴ける
- プレイリストで様々な国のヒップホップが聴ける!
- もちろんクラシック曲が聴けるプレイリストなど、プレイリストが豊富すぎる
いわばヒップホップ専用音楽サブスプリクションサービスではないかと錯覚するようなサービス量です。
わたしが最終的に選んだのは?
以上、4種類のサブスクリプションサービスを試してきた筆者が選んだサービスはどれか?
使いやすさというのは慣れの問題だと思うので、どのサービスでも慣れれば大丈夫だと思いますが、好きか嫌いかで考えるのが一番です。
わたしにとってのそれは
アップルミュージックでした。
使いやすさはもちろんですが、好きの理由を分析すると次のようになります。
理由1 ヒップホップが探しやすい
AmazonもLINEもSpotifyも曲を探すことはできる。
でも自分的に、圧倒的に“欲しい情報にたどり着くのが簡単と感じる”のがApple Musicなのです。
理由2 楽曲の一元管理ができた
これまでわたしがCDで購入していた楽曲を管理していたのがiTunesでした。Apple MusicではiPhoneのミュージックアプリで聞くことができますので、“曲の一元管理”ができたという点が大きいです。
理由3 なんか好き
雰囲気が好き、聞きたい曲へのアクセスが簡単だから好き。
聞きたいジャンルへのアクセスがスムーズだから好き。
サービスを選ぶ理由としては、これだけで十分ではないでしょうか。
これまで発売された過去の曲も含め、全ての曲が聴ける訳ではないですが、はっきり言ってこれで満足です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結局は好き嫌いで選ぶべき!ということなので、全くといっていいほど参考にならなかったのではないかと思いますが、一番いい選択方法は、
無料期間を最大限活用して、自分に合ったものを選択する
これがベストでしょう。
音楽制作のレベルアップのために活用するという目的、そして
音楽に囲まれて生活できる
という利点が、音楽サブスクリプションサービスの素晴らしい点だと思います。
以下に、各サブスクリプションサービスのリンクを貼っておきます。
Apple Music
https://www.apple.com/jp/apple-music/
Amazon music unlimited
https://www.amazon.co.jp/music/unlimited/
LINEミュージック
Spotify