「spliceの使い方」サンプリングでヒップホップトラックを作る

みなさんトラック制作進んでいますか?

それなりに長くトラックを作っていると

  • 最近若干スランプなんだよなぁ
  • いつもおんなじような曲しかできないんだよ
  • なんかトラックメイクが上達しないんだよな

そんな時はありませんか?

何を隠そう!

まさに今のわたしがそんな感じなのです。

上記の悩みに共通していること。

結局は

思うようにトラックが作れない

ということですよね。

そんな時、試してほしいのが普段と違う方法や、普段とは違う音源を使ったトラックメイクです。

わたしは普段、外部のサンプリング音源を使わないで作っているのですが、今回に限らずどうしてもうまくいかないことがあります。

そんな時にはサンプリング主体のトラックメイクをして気楽に曲を作り気分転換をすることにしているのです。

一昔前はサンプリングCDでやってましたが、ひとつひとつ購入していたらお金がいくらあっても足りません(涙)

しかもひとつのサンプリングCDにはひとつのテーマの音源しかないことがほとんど(例えば「クラシック」、「ローファイヒップホップ」など)。

普段と違う音源や色々な音源をごっちゃ混ぜにして、自分にとって新鮮な曲を作るには、たくさんの種類のサンプリングCDを購入しなければなりません。

しかし、最近は便利なサービスがあるんですよ。

それは

『splice』です。

使った感想としては、

便利すぎるし、安すぎる。

これがspliceを使った感想です(わたしの表現も安すぎるですが)。

とまあ、今回はそんな『splice』を使ったトラックメイクの攻略法をお伝えしていきます。

その前に『splice』とは何か?ということをお話ししますと、

無数のサンプル素材が単品で売っているサブスクリプションサービス

というものです。

つまり、バリエーション豊かな音源を月額料金で必要な素材だけをダウンロードして、トラックメイク使えるということですね。

今回はLogicとMASCHINEでトラックメイクをしみます。

spliceの登録方法

まず登録方法はとても簡単です。

サインアップ(登録)をしてプランを選択するだけです。

プランは段階的になっています。

  • $79.99(年払い)  月100クレジット
  • $139.99(年払い) 月300クレジット

※もう一段階あったかもしれませんが、メモするのを忘れました。

月毎に支払うことも可能です。わたしは年払いの方がお得だったので年払いで登録しました(詳しくは公式HPで確認してください)。

トラックを作る量にもよりますが、とりあえず100クレジットで十分だと思います。

基本的には、サンプル1つにつき1クレジットを消費することになります。

ちなみにクレジットが余ったら翌月に持ち越しができるようです。

パソコンにspliceをインストール

ウェブ上の画面(下画像)から直接ドラッグ&ドロップをすることができないので、このソフトウェアからサンプルをドラッグ&ドロップをして利用する形になります。

そのため、このソフトウェア『splice』は必ずインストールする必要があります。

splice(Web)からサンプルを物色

無数のサンプルが。。。感動的な光景です。

創作意欲がグングン湧いてきます!!

全て視聴可能です。調やカテゴリーで検索することも可能です。

視聴します。どれもこれもいい音!迷いますね〜…(ダウンロードは下向きの矢印をクリック)

「これだ!」と決めてダウンロードしたら下画面の一番上のサンプルのように、チェックマークが付きます。

MASCHINEに取り込む

インストールした「splice」のソフトウェアを開くと、先ほどダウンロードしたサンプルが表示されます。

下画面右側に見えている白い画面がソフトウェア「splice」の画面で、ダウンロードしたサンプルがこんな感じで一覧となって表示されています。

これをDAWにドラッグ&ドロップすることで使うことができるのです。

spliceからドラッグします。

これだけです。あとはサンプルを切り刻んだりして構築するだけ!

なお、こうやってDAWにそのままドラッグ&ドロップすることもできます。

使い方は無限大!

そして曲を構築していくこと2時間弱。

途中でベースが欲しくなったので、再度spliceを物色します。

なんとspliceではソフトシンセのプリセットもダウンロードすることができるのですよ!

今回はmassiveのベースを選びました。

注意!!このプリセットは3クレジットを消費します。

ベースを加えてトラックが完成!

今日の仕事はこれで終わりです!

まとめ

とんでもない時代になりましたね。

トラックメイカーにとっては天国のような状況ですね。

ただ、このように便利になってくるとトラックメイカーの個性をどう出していくか?

つまり差別化が課題になってくるように思います。

そして今回出来上がった曲がこちらです!

それでは、よいトラックメイク生活をお送りください!