人生を変えた機材たち~トラックメイカー用機材の選び方

こんにちは。

今回は私の20年のトラックメイキング人生のうち、トラックメイキング人生を変えたと言える機材を紹介するという内容の記事です。

機材がトラックメイキング人生を変えるのか?と疑問に思いますよね。

その疑問の答えとしては、申し訳ありませんが個人的な経験によるものですが、

【筆者としては劇的に変わった】

これは自信を持って語ることができます。

機材の購入は私のトラックメイキング人生に変化をもたらしました。

そして、私は20年間トラックメイキングをダラダラ続けてきた中で、色々な機材を購入してきたわけですが、それだけダラダラ続けてきたからこそ、色々と購入してきた機材の中でも自分に変化をもたらした機材がなんの機材だったのかがわかるのです。

では早速ご紹介しましょう!

【変化をもたらした機材その1】AKAI MPC 4000

伝説の名機AKAI MPC4000

まずは名機AKAI MPC 4000です。

当時のフラッグシップモデルで、こちらは数々のレジェンドクラスのトラックメイカーが愛用していた機材です。

当然トラックメイキングに人生を捧げるつもりでやっていた私にとっては、絶対に必要な機材でした。

使用している(いた)アーティスト

ジャストブレイズ、KREVA、N Beats(笑)、他

トラックメイキング人生を変えた理由

□後戻りができない気持ちになった

まず本機材は高価過ぎたため、後戻りできない感が圧倒的でした。

もうトラックメイカーで生きていくしかない!

という具合にです。

そのため、少しでも自由な時間があればトラックメイキングに打ち込むことができたのです。

トラックメイキングは時間をかければ誰でも上手くなります。

いい曲を作れるかどうかは別として。

めちゃくちゃ機材の操作とか上手くなります。

□サンプリング方法を覚えることができた

AKAI MPCのようなサンプラーは当然サンプリングするための機材ですから、上物を組み立てるにはサンプリングをしないと始まりません。

ピアノ等のような単音のサンプル音源も付属していましたが、あの16パッドで音階を打ち込むのは難しく、実際に音階を打ち込もうとすると、あまりにも酷いメロディしか思い浮かばず、普通にやる気を失います。

ですから、サンプリングをしてなんとか曲を組み立てようと努力しているうちに、サンプリングテクニックが向上し、トラックメイキングの幅が広がることに繋がり、トラックメイキング人生が変わったのです。

しかも簡単に音源のピッチを変えて、即座に打ち込むことができるので、インスピレーションを形にしやすかったのも良い点でした。

【変化をもたらした機材その2】MASCHINE MKⅡとMASCHINE2ソフトウェア

最高のマシンMASCHINE

ハードウェア&ソフトウェアのセットですが、これは素晴らしい変化をもたらしました。

使用している(いた)アーティスト

いろんな人が使っています。

トラックメイキング人生を変えた理由

□音質がいい

それまでメインで使用していたAKAI MPC4000もいいのですが、また違う感じで音がいいです。

サンプリング時の音の劣化がないので(少なくとも私にはわからないので)、狙い通りの楽曲が作ることができます。

さらに、音質を過去の名機にシミュレーションする機能があり、任意の設定にした瞬間!

音の迫力がアップする気がするのです!(自分の耳を信じる限りは)

MASCHINE 2より楽曲のクオリティが向上したような気がします(これといった結果は出ていませんが)。

□スピード感が損なわれない

楽曲制作はどれだけスピーディに自らから湧き出るインスピレーションを具現化するかが勝負だと私は思いますが、本機材はそれをストレスフリーに実現してくれます。

便利すぎてAKAI MPC4000に戻れない気がするくらいです。

しかも購入するときには様々なセットがあったり、セットで格安になるセールがあったりしますので、ご自身に合ったものを時期を考えて選ぶといいと思います。

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なお、両機種の良いところを最大限活かすために私の場合は、上物はMASCHINE、ドラム系はAKAI MPC4000を使っています。

AKAI MPC4000は音のエネルギーが中心に集約されて、MIX時の音の扱いがしやすく、かつ、音の存在感が残るからです(多分気のせいじゃないはず)。

まとめ~自分に合った機材を選ぶ方法

人のおすすめもいいですが、トラックメイキングを行う時にまず考えたいのは、

自分が好きなものを選ぶこと。

具体的に述べると、

憧れのアーティストがどんな機材を使って曲を作っているかをリサーチし、まずはその機材を購入すること。

です。

これを行えば不足感は感じることがあっても、まず後悔することはないと思います。

憧れのアーティストと同じ環境を自分に与えることで、精神的に優位に立ちます(何と戦っているのかはわかりませんが)。

何れにせよ創作の世界では自分の居心地のいい空間や環境が必須です。

何よりもそのような状況があなたのモチベーションを上げてくれるからです。

そして何かの機材が欲しいと思った自分を大切にしてほしいと思います。

それでは良い機材と出会い、良いトラックメイキング人生をお送りください!