トラックメイクを続ける中で、
「モチベーションを上げるのが難しいな」
「なかなかスキルが上がらないな」
そんな悩み抱えてませんか?
わたしは自慢じゃありませんが、そんな状況を既に何百回も経験しています。
今回はその両方の悩みを緩和することが“できそうな”書籍について、ここにご紹介いたします!
“できそうな”としたのは、わたしはこの書籍を読んでモチベーションとスキルをアップ(視野が広がることで)させることに成功したのですが、
本を読んだ上での“気づき”や“得るもの”は個人差があることから、“できそう”という表現にしています。
『MPC IMPACT!』 レビュー
読んでいると自然と感謝の気持ちが湧いてきた
この本では
“テクノロジーの発展”と“ヒップホップ文化の発展”
について時系列で解説されているのですが、読んでいて、こう思いました。
「当時の人々の努力がなければ、今自分はトラックメイクをしていないのかもな」
先人の努力に思いを馳せずにはいられなくなったのです。
つまりこういうことです。
当たり前だと思っていたトラックメイクがある自分の日常に対して
「これは当たり前ではない。恵まれた環境にいたのだ」と気づく。
そんな気づきを与えてくれる本との出会いでした。
本は読むことで教養を与えてくれます。
この本で得た教養はマニアックが故に一般に披露する機会はないかもしれませんが、トラックメイクに向き合う上での深みにつながるでしょう。
スキルとモチベーションが上がった
具体的ではありませんが、有名ビートメイカーのビートの作り方もこの本では紹介されています。
ビートメイクの詳細までは説明されていませんが、読者の想像を使えば見えてくるものもあるはずです。
他人のビートメイクの方法を知ることで視野は確実に広がります。
特にわたしのように一人で黙々とトラックメイクを楽しんでいる者にとって、外部の情報は貴重です。
残念ながら基本的に情報が不足しているわたしにとっては、貴重な情報がこの本にはあったということです。
例えば、サンプリングに“ルール”があることは知ってああましたか?
わたしはその存在を全く知らなかったのですが、「サンプリングには6つのルールがある」ということを本書で初めて知りました。
まあ守らないけどね。
あとは、EQを効果的に使って有名プロデューサーはトラックを作っていたことを知りました。
それによって「EQの使い方をもう一度考えてみよう」という風に自分のトラックメイクを見直す機会にもなっています。
モチベーションについては、色々なプロデューサーのトラックメイクにまつわるエピソードを読んでいくことで、トラックメイクの奥深さを再認識する。
これにより、
「自分もまだまだやれることがあるのではないか?」
「いつもと違う作り方をしてみたいな」
「トラックメイクをもっとやりたい」
と思うようになったのです。
その他どうでもいい個人的感想
この本はコレクションとしても価値があります。
まず、本のサイズやデザインがいいです。
わたしは年間で150冊ほど本を読んでいる多読トラックメイカーなのですが、この本は
手元に置いておいて、たまに見直したいと思わせてくれる何かがある
飾っているだけでもワクワクするような存在感です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一人でトラックメイクをしていると、周りが見えなくなることがあります。
そんな時にこのような本を読むことで、視野が広がることもあるのではないでしょうか。
視野が広がれば作る音楽も発展していく。
そんな気がします。
そして最後に自分も「MPCで曲を作り続けたい」
そう思いました。
最後にアマゾンのショップリンクを貼っておきますのでご参考ください。
それでは、良いトラックメイキング生活をお送りください!