リバーブのタイプの違いを体感してみる!(Hall、Room、Plate、Gatedの違い)

こんにちは。

普段トラックメイキングをしていると、エフェクトの類ってつい何となくでやってしまいませんか?

私はそんな感じで設定とか意識せずにずっとやっているので、エフェクト処理に関してはほとんど上手くなっていない可能性が高いです。

 

でも最近、色々トラックメイキングについて考えるようになってエフェクトの事も知りたいという欲求が生まれたので、とりあえず今回は自分の中でずっと謎だったリバーブタイプの違いについて、研究することにしたのです。

この作業により特徴を知ることで狙いどおりのエフェクト使いができるようになるのが目的です。

 

1 リバーブとは

リバーブとは、原音に残響や余韻を加えるエフェクトで、ディレイが集まっているものというイメージのようです。

 

2 リバーブタイプ

そして、教本によればリバーブには何種類かタイプがあり、素人にはその違いがよくわからないものとなっております。

私がサクッと調べた感じでは、Hall、Room、Plate、Gatedなどがあります。

タイプによって使用用途が変わるような解説もあり、例えばボーカルにはPlateがいいとかあるようです。

私もその言葉を信じて、適当にボーカルにはPlateタイプにして遊んでいたりしたものです。

 

では、さっそくリバーブタイプによる響の違いを確認してみましょう。

 

3 検証

使用する音源は「The GRANDEUR」(KONTAKT 11)です。

趣味トラックメイカーには贅沢な一品です。

 

使用するプラグインは「RVerb」(WAVES)とします。

・Hall

・Room

・Plate

・Gated

画像が小さく見えにくいかもしれませんが、真ん中あたりにリバーブタイプを選択する部分があります。リバーブタイプの違いだけを体感するために、Room SizeやReverb Time等の設定は全て同じにしてあります。

 

このようにトラックを並べて順番に各タイプのリバーブを通ったTHE GRANDEURの音が聴けるようにしました。

 

さっそく聴いてみましょう。

最初の音が原音、次にHall、Room、Plate、Gatedの順に鳴ります。★音量にご注意を!

 

 

いかがでしょうか。結構違いますよね。

よくわかんねーという方は何度か聴いてみてくださいね。

 

じっくり聴くとそれぞれキャラクターが違いますね。Plateはアタック感があるとか、Gatedは音の立ち上がりがディレイのようになっているとか。

 

キャラクターの違いがわかりましたが、これをどのように使ったら良いのかはこれからの課題ですね。

ただ、HallとRoomはアタック感の違いから音の距離感が明らかに違うように思いますし、PlateとGatedはそれとはまた違う個性を持っているので、これらの特徴を知っているのと知らないのとでは、今後のトラックメイキングに大きく影響しそうですね。

 

いかがでしたでしょうか。

私にとってこの検証は素晴らしいものでした。これからリバーブ以外のエフェクトについても検証をしていきたいと思います。

 

それでは良いトラックメイキング生活をお送りください!