書籍選びが難しい
独学でトラックメイクを学ぶ時には書籍が必要だと思います。
でも何を選べばいいのかわからないという悩みがあると思います。
実際僕も手当たり次第に書籍を購入して、よくわからないままここまでやってきました。
この記事では書籍購入の経験豊富な僕が現時点でオススメできる書籍を紹介していきます。
独学のデメリット
でも人の一生は短い。
よく言われていることで、僕もそう思います。
特にサラリーマンにとっては1日に自由に使える時間はどれくらいあるのか。
数えてみれば絶望的な感じになると思います。
たまに精神論で睡眠時間を削れ、根性だ、との主張をする方を見かけますが、体力は人それぞれですから無理は禁物です。
むしろ、限られた時間をどう使うのかを真剣に考えた方がいいでしょう。
独学は成長速度が遅くなる可能性がある
独学で何かを始めるということは、成長スピードが遅くなることが考えられます。
作曲もその点は同じです。
実際、僕は作曲を独学で始めたせいで(センスの問題もあるかもしれませんが)、成長はカメよりも遅くなってしまいました。
ある意味無駄な時間を浪費してきたのかもしれません。
人生は短いのでそんな失敗は許されません。
また、成長が遅いと、途中で挫折してしまう可能性もあるので注意が必要です。
このような独学のデメリットを考えると、少しでもショートカットできることはした方がいい。
わたしは書籍での独学スタイルでここまでやってきましたが、冒頭にも記載したとおりかなり多くの書籍に触れてきました。
その上で、現時点でわたしが気に入っている書籍を紹介することで、そのショートカットに多少お役に立てるかもしれないと考えこの記事を執筆しています。
ヒップホップでは作曲の理論とかわからなくても作っている人も多くいそうですが、いい音楽を作るためにも勉強はできるだけした方がいいのではないかというのが、僕の考えです。
ということで、以前の記事(下記のリンク)で作曲に役立った作曲関連の参考書を紹介してきましたが、現時点で追加すべき参考書が出てきたので、ここでご紹介します。
ポピュラー音楽作曲のための旋律法増補版
こちらはメロディ作りに特化した印象で、メロディ作りのヒントが盛りだくさんです。
これを読んでいることで、知識として自分の中に蓄積されてどこかで表出する、そんな効果も期待しています。
しかも、音声ファイルもダウンロードできるので、楽譜が読めない方でも耳で確認しながら学ぶことが可能です。
あとは表現したいことが索引として最終ページの付録に記載されているので、辞書的な使い方もできます。
大ボリュームで本書を完全にマスターした時にどのように変化しているのか、僕も現在進行中で学んでいます。
実践コード・ワーク完全版理論編
初心者にはおそらく難しいと思いますが、じっくり取り組んだり、辞書的にアイデアを確認したりするにはいいと思います。
僕はアイディアのストックとして手元に置いていて、楽曲分析とか自分の曲で迷った時に紐解いてみる、という使い方をしています。
いきなり初心者の方が手を出しても理解できない可能性があるので、ある程度他の書籍で学んでから手を出した方がいいと思います。
実際、僕もまだまだ理解できていないレベルでして、上記の『ポピュラー音楽作曲のための旋律法』や以前紹介した『作曲基礎理論: ~専門学校のカリキュラムに基づいて~ 作曲関連の書籍 Kindle版』(下記リンク参照)を学びながら並行して使っているような状況です。
まとめ
作曲の独学という観点で経験豊富な僕から言わせてもらうと、作曲は色々な本を読んで実践しているうちに書いてあることが理解できるようになるものだ、ということです。
本を買うにはそれなりに資金は必要ですが、専門学校とかに行くよりは安いですし、内容が持つ本来の価値に比べても安いのではないでしょうか。
このブログ等で熱心に情報収集をしているあなたなら、限られた時間ですぐに行動に移すことができるのでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
BIG UP!