ヒップホップトラックを作るための機材の話(NATIVE INSTRUMENTS MASCHINE MK2編)

こんにちは。

このコーナーはヒップホップトラックメイキングを趣味とする私の機材遍歴を語るコーナーです。(前回の記事はこちらApple Logic編です

このコーナーで登場する機材達が、ヒップホップトラックメイキングに最適な機材かどうかという観点においては、参考になるかもしれません。

さて、今回はNATIVE INSTRUMENTS のMASCHINE MK2です。

1 MASCHINE MK2とは

「革新的なグルーヴ制作システムMASCHINEでは、定評あるサウンドライブラリ、そして指先の感触を駆使してクリエイティブにビートを生み出すことができます。

MASCHINEを使ってスピーディーに音楽制作とパフォーマンス。

この画期的なグルーヴ制作スタジオでは、ソフトウェアの柔軟性・性能とハードウェアの実感・ダイレクトさが融合しています。

パターン・ベースのシーケンサー、高性能サンプラー、プロフェッショナルなスタジオ・インストゥルメント・エフェクトのセット、秀逸なドラムシンセ、そして定評あるサウンドライブラリで、スピーディーにそしてプロフェッショナルにグルーヴを作成できます。」

(Amazon HPの商品説明から引用)

というものです。

では、上記の商品説明について私の使用感から検証してみます。

2 MASCHINE MK2の使用感

(1)『革新的なグルーヴ制作システムMASCHINEでは、定評あるサウンドライブラリ、そして指先の感触を駆使してクリエイティブにビートを生み出すことができます。』について

「定評のあるサウンドライブラリー」ということですか、確かに聴いてもらえればわかると思うんですけど、プリセット からしてめちゃめちゃ音がカッコいいんです。

次に、私が一番感心した点なんですが、MASCHINE MK2パッドが凄くいいんですよ!

『指先の感触を駆使してクリエイティブにビートを生み出すことができます。』

という点。これはそのとおりだと思うます。

どういう事かといいますと、

古い機材を使っていた私のイメージだと、パッドって

叩かないと音が出ない

はずなんですよね。

しかしですよ、

maschin mk2のパッドはなんと!触れただけで音を出せるわけなんですよ。

私もこれにより、これまでと全く異なる演奏ができることになるということに気がついてしまったのです。

どういう事かというと、触れただけで音が出るんですから、指を滑らすようにパッドに触れるだけで音が出ることから、ピアノの演奏でいうとグリッサンドのように弾く事ができるということなんです!

そして、パッドの色もめちゃめちゃキレイです!

正に『指先の感触を駆使』できれば、クリエイティブの幅が広がることでしょう。

私はできないっすけど。

(2)『MASCHINEを使ってスピーディーに音楽制作とパフォーマンス。

この画期的なグルーヴ制作スタジオでは、ソフトウェアの柔軟性・性能とハードウェアの実感・ダイレクトさが融合しています。』

これについては、そうなんだろうな。という感じですね。

パフォーマンスとか別にしないけど、音楽制作に関しては確かにそうですよね。

例えばデータからサンプリングする場合であれば、パソコン内で全部完結しちゃいますからね。

まさにスピーディであります。

(3)『パターン・ベースのシーケンサー、高性能サンプラー、プロフェッショナルなスタジオ・インストゥルメント・エフェクトのセット、秀逸なドラムシンセ、そして定評あるサウンドライブラリで、スピーディーにそしてプロフェッショナルにグルーヴを作成できます。』

これもそのとおりですね。

で、ここでもまたスピーディーというキーワードが出てきましたね。

わざわざハードウェアのサンプラーにサンプリングして、その音をまたパソコンに取り込んでとかやるよりは、断然早いですからごもっともであります。

ただ、『プロフェッショナルにグルーヴを作成できます』っていうのは、万人に該当するかどうかはなんとも言えません。

プロフェッショナルをデジタル大辞泉で調べると、『専門家。本職。プロ。』とあります。

でも私達ってアマチュアですからプロではないわけです。

じゃあ、MASCHINEをゲットすればアマチュアがプロになれるのか?って言ったらそんなわけないっすよね!(笑)

実際に私もMASCHINEを購入し、劇的にレベルアップ!!なんてことには残念ながら、なっていません(涙)

やはり、機材がトラックメイカーを育てるんじゃなくて、その人が努力するかしないかということなんだと思います。

3 まとめ

このコーナーは私の機材遍歴を語るコーナーですが、名機MPC 4000などの大物も含め考えると、これまでかなりのマネーを費やして来たことがわかっていただけるかと思います。

そしてこの経験でわかったことは一つです。

機材がもたらすものは、レベルアップではなく、モチベーションだということを。

機材は購入すればするほど、新しいものが欲しくなります。

そして、購入するたびモチベーションは飛躍的にアップします。これからトラックメイキングを始める方には、是非熟慮して愛着の持てる機材を購入していただきたいと願うばかりです(もちろん予算の範囲内でお願いします。)。

購入を検討される方向けにわたしが購入したMASCHINE MK2は古い機種なので、MK3の楽天の商品ページを載せておきますので、ご参考ください。

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また、購入時には様々なグレードやお得なセット商品もある場合がありますので、ご自身に合ったものをお選びください。

ではまた!