ラップやりたい人必見！ラップを始めたい時の初めの一歩

みなさん、ラップを歌ったことはありますか？ラップって、やったことない人からすれば意外と敷居が高くて、少しやって見たいなと思っていても恥ずかしいとか色んな事情もあって、なかなかチャレンジできない方って結構いるんですよね。私は自称トラックメイカーでありながら、ラップも少しかじっております。かれこれラップ歴も２０年近くになるんですよね。うまいかどうかは良くわかりませんが、（全てオリジナリティで片付けようとしています）リリックも自分で書きますので、初心者の域は脱しているのではないかと思います。そんな訳で、この無駄に長い経験を生かし、初心者の方や興味があってやってみたいと思っている方で、ラップを新しい趣味として始めたいという方向けに、ラップを始める際の一つの方法をお伝えしたいと思います。

その前に

私がラップを始めた訳についてお話しさせてください。飛ばしたい方は飛ばして構いません。約２０年程前に、私がラップソングに衝撃を受け、Acid Hiphop2.0によりトラックメイキング生活を始めてから、約１年後私のアルバイト先で偶然にも、本物のラッパーがバイト仲間として働いていたことに端を発します。私は本物のラッパーを生で見るのは初めてで、「本当にラッパーっていたんだ〜」という感じでやけに興奮し、これはチャンスだと思い、その方から色々お話をお聞きすることにしたのです。そして、それにより運命の会話がなされました。そのラッパーとの会話で当時の私は「もう若くないしラップなんてできないんじゃないかな」と超弱気なヘッポコ発言をしたのですが、そのラッパーは私にこう言いました。「年なんて関係ないっすよ」私はその異常に軽い言葉に衝撃を受け、その日からリリックを書き始めたのでした… つまり、その日を境に私はラッパーになったのでした… これが私の自称ラッパー人生の始まりです。では、前置きが長くなりましたが、本題に移ります。

ラップをスタートするための最良の方法

一つしかありません。カラオケに行き、ラップソングを歌うことです。一言でラップと言っても、実は様々なスタイル（歌い方）が存在します。まずは、お気に入りのラップソングを聴いたり、歌ったりして家で練習しましょう。そしてテンションが上がったら、カラオケにも行きましょう。カラオケには最高のエコーがありますから、自分がうまくなったように思えるはずです。そして、同時にアメリカのラップを聴きましょう。英語の方が韻を踏んでいる様子が感じやすいからです。フロウ（歌い回し的な感じです）も音楽的でダイナミックです。（最近は日本語ラップも物凄いかっこいいのですが、アメリカのやつも聞いた方がいいと思います）何言っているかわからなくてもめちゃくちゃカッコいいことはわかるはず。ソウルを感じるといえばオーケーです。余裕があれば、様々な国のラップを聞いても面白いです。言語によってフロウが全く違うので、改めて日本語ラップのフロウの独自性がわかるかと思います。そうすることで、自然とラップのリズム感が身についたり、どうやって歌ったらいいか雰囲気がつかめてくると思います。ようするに、インプットとアウトプットをするということですね。

さらにラップを上達させるステップ

カラオケのラップは練習すればそのうち誰でも歌えるようになります。既存の曲は、リリックとフロウが完成されているので、そのまま練習すれば誰でも格好良く歌えるというわけです。慣れてくると知らない曲でもオリジナルとフロウは違ってきますが、初見でラップすることも可能になります。しかしさらにオリジナルラップに挑戦したいという、やる気満々なあなたにお勧めする上達法があります。それは自分でリリックを書くことです。リリックを書くことで、良いフロウを出すためにはリリックがどれだけ重要かということがわかるかと思います。なお、リリックの書き方は別の機会に紹介します。（以下リンク）まずはラップのコツを確認！そして、プロラッパーの偉大さが身に沁みるはずです。まじでヤバいです。尊敬です。しかし、その違いがわかったあなたはもう、初心者の域を脱していることでしょう。つまり私のレベルと同等か一歩先に行っているということです（私がどれほどの実力かはこの発言でわかっていただけるでしょう）。何も恐れることはありません。所詮カラオケや自宅でラップするだけですから、迷惑するのは家族だけです。これに関しては挑戦したって失うものはありません。紙代とカラオケ代くらいしかかかりませんから、趣味としては入りやすいと思います！あと、必要なのは、良質なトラックだけです。良質なトラックをどうやって探すのかですが、世の中のにはたくさんの素晴らしいトラックメイカーがいますので、インターネットとかで探すのもいいでしょう。ちなみに、私の別名義kf13としてトラックを販売しておりますので、試聴だけでもどうぞ。他にもたくさんビートがありますので、よろしければ「いいね」や「チャンネル登録」よろしくお願いします。とくにこれです！僕のトラック投稿100本目記念で、商用利用可能な（タダで配信とかライブとかOKなやつ）トラックを公開しました。これでデビューしてみませんか？チャンネル登録画面へのリンク↓ http://www.youtube.com/channel/UC5-UDrYd11h45tU6r3TbS0Q?sub_confirmation=1

まとめ

“良質なトラック”と言っておきながら、自分のトラックを紹介する私もなかなかの強者かもしれませんが、 人は何かを成し遂げるには思い込みが必要である という説もあります。わたしのトラックに乗せて思いっきりあなたの思いの丈をリリックにぶつけてください！この記事を見てラップを始めたいと思っていただければ幸いです。それと、本格的にレベルを上げていきたい方向けに、わたしが学んだラップの教科書を紹介させていただきます。 千円ちょっとでプロのテクニックを学ぶことができるので、コスパで考えても購入して損はないかと思います。

ジブラの日本語ラップメソッド（Zeebra(著)）

完全な初心者には難しいかもしれませんが、情報量が豊富です。実際のリリックを元に細かく解説しているので、参考になると思います。

ラップの教科書（上鈴木伯周 (著), 上鈴木タカヒロ (著), & 1 その他）

こちらの方が初心者には理解はしやすいです。というのもDVDで解説してくれるので、単純にわかりやすいからです。順番としては、『ラップの教科書』で学んで、『日本語ラップメソッド』でさらに学ぶといいのかもしれません。ではまた！良いラッパー生活をお送り下さい！